身体の感じ方
施術直後は、「楽になりました!」と、お帰りになったのに・・・。
その後、違った場所などに、つらい症状が出てくる場合があります。
まったく出ない方も、たくさんいらっしゃいますが・・・。エネルギーに敏感な方は、特にそういう場合があります。 この場合、ビックリしてしまうと思いますが・・・。そんなに、ビックリする必要はありません。
体のバランスが整ってくると、身体の中に溜まっているものを出そうとする作用(排泄)が起こってきます。この課程で、少し辛い症状が出る場合があります。
その場合は、無理をせず、ゆっくりお休み下さい。
エネルギー的にかなり変化させているので、少し疲れを感じる方もいらっしゃると思います。通常、これはそんなに長く(1~2日ぐらい)は続きません。
その後、急速に楽になってくるのが普通です。あまり長く続くようであれば、ご連絡下さい。最近、多いのが・・・。ご自身が、状態が悪くなっているのを把握していない場合です。
ご本人は、そんなに状態が悪いとは思っていないのですが・・・。
エネルギーレベルで各項目を診てみると、ボロボロの場合がよくあります。
どういう項目を診ているのか?と、言うと・・・。
気の流れ・霊媒体質・〇〇〇〇・重心・呼吸・脳・脊柱・免疫・内臓・自律神経・ストレスなどです。 これを、改善していくとどうなるのか?
自覚していないと
自分の状態が悪いのを把握していない人を施術していくと・・・
楽になる人は、とっても楽になります。
ところが・・・。
自覚していない重症の方は、逆に症状が出てきてしまう場合があります。
何故ならば・・・。
今まで解らなかったものが、解るようになってしまうからです。
これは、けっして悪いことではありません。
と、言うのは・・・。
状態が悪いのを気づかないより、気づける方が、状態は良いからです。
ただ、一般的には、具合が悪くなったと勘違いしてしまう場合があります。
特に、気の流れが逆の時は、感覚が逆になります。
ダメなものが、ダメでなくなります。
気の流れが正常になると・・・。
感覚が、正常になります。
ダメはダメと解る状態になります。
そうすれば、さらにそこを施術していけば良いのです。
どちらが状態が良いのかは、お解り頂けたのではないか?と、思います。
私は、痛みがなくなる(取れる?)ということに対して、あまり重きを置いていません。
痛みを基準に考えてしまうと、とんでもない間違いをおかしてしまう可能性があるからです。
痛みを基準に考えてしまうと
『痛みが取れる(消える)=良くなった』と、思ってしまいます。
ところが・・・。
患部の状態は、検査をしてみないと解らない場合があります。
例えば・・・。
肩が凝っていて、筋肉が固く痛みがあるとします。
そこに、鉛や水銀など身体に害があるものを当てます。
すると・・・。
筋肉は柔らかくなり、痛みは軽減します。
痛みが減っているし、筋肉も柔らかくなるので、治ったと思います。
ところが・・・。
患部の状態を検査してみると、逆にダメージを負っている場合があります。
どういうことかと言うと・・・。
感覚が麻痺して、痛みを感じにくくなったと言うことです。
要するに、原因はそのままで、感じ方が変わっただけです。
では、何故?筋肉が柔らかくなったのかと言うと・・・。
ダメージによって、ダラっとなってしまったのです。
本当に良い筋肉の状態は、弾力がありながらも柔らかい状態なのです。
この違いは、解りますか?
痛み止めなどの消炎鎮痛剤(湿布を含む)も同様です。
交感神経を刺激することによって、血流を悪くして、感覚を鈍らせている訳です。
交感神経が優位になってくると、白血球の中の顆粒球がバンバン増えてきます。
顆粒球自体の寿命は、2~3日だそうです。
顆粒球は、活性酸素を抱いているので、こわれる時にそれを放出します。
その結果として、身体は活性酸素だらけになっていきます。
活性酸素は、みなさんもご存じのとおり、身体を錆びさせる(酸化)ものですね。
もちろん、痛みの強い場合は、痛み止めなどを、一時的に使うのは構わないと思いますが・・・。常用的に使うのは、少し問題があると思います。
痛みは、身体からのサインです。
「このまま行ってはいけないよ」と、身体が教えてくれています。
そのサインを無視するのではなく、向き合わなければ、真の解決はありません。
少し話が横道にそれましたが、痛みのあるなしに基準を置くのではなく、その場所の状態を正確に検査して良い状態にする・・・。
つまり、方向性が大事なのです。