内臓の時間

内臓を休ませよう

最近の患者さんの傾向として、内臓の働きが弱っている方が多く見受けられます。
内臓の働きが弱ると、体に様々な症状が出てきます。
弱っている臓器を検査をしてみると、必ずダメージが入っています。

現代社会はストレス社会と言われる程ですので、内臓にとってはあまり居心地が良いとは言えないのかもしれません。
特に、夜更かし・暴飲暴食・喫煙・ハードワークなど、無理な生活が続くと内臓もたまりません。

実は、「内臓の時間」というものがあるそうです。
その時間とは、午後10時から午前2時までの4時間です。

人間には体内時計というものがあります。
朝、明るくなれば起きて活動しますし、夜暗くなれば休みます。

そう言った意味で、この4時間は本来内臓を休める為のものだそうです。
この4時間に起きているだけで、内臓にどんどんストレスがかかっていきます。

しかし、現実に夜10時に寝るというのは難しいかもしれません。
ほとんどの方が夜型の生活になってしまっているからです。

この考えでいくと、午前2時に寝るのは最悪という事になります。
睡眠時間が重要というより、この4時間にどれだけ深く眠れるかで体調が変わってきます。

超夜型の人がいきなり10時に寝るというのは無理だと思います。
しかし、内臓の事を考えていつもより30分早く寝るだけでも違うかもしれません。

皆さんは、「内臓の時間」有効に使っていますか?